高所での作業になる外壁塗装は、必ず最初に行われます。
外壁塗装において足場を組み立てる前に塗装に入る業者は、どこを探してもいないとされています。
人の身長あたりの外壁の高さなら足場を組み立てなくても塗装はできますが、外壁塗装は基本的に高い場所から低い場所へと塗装していきます。
そのため、外壁塗装は低い場所から行われることはありません。
なぜなら、低所から高所へと塗装していくと、高所で塗った乾ききっていない塗料が垂れるからです。
なので、外壁塗装は足場を組み立ててから高所から低所へと塗装していくことになります。
そして、足場の組み立て以外にも養生が塗装において重要な役目を果たします。
塗装箇所以外をビニールと養生テープで保護することで、塗りたい箇所以外に塗料が飛び散るのを防ぎます。
養生を怠ると塗る必要のない箇所が塗料で汚れることになるので、依頼者と塗装業者とのトラブルに発展してしまいます。
そのため、外壁塗装で養生を行う主な目的は、依頼者が希望している箇所以外を塗料で汚さないようにすることです。
そして、養生を行うことで塗装箇所の塗装に入るので、塗装の仕上がりにも養生は大きく関わります。
足場の組み立てと養生は、外壁塗装で重要な役目を果たす他、塗装業者とのトラブルを避けるためにも欠かせない工程とされています。
こちらも参考にしてください。⇒足場 養生